謎の金龍  (3P) 

 

2001.11.26撮影

色は濃くなって来ましたが、混泳の為かなりボロボロになっています。

 

2002.3.2撮影 体長38cm

最近では他のアロワナに見劣りしなくなってきました。

 

2002.4.21撮影

混泳の中でも負けなくなってきました。。

2002.4.21撮影

傷も減ってきた気がします。

 

2002.5.19撮影

汚い写真ですみません。頭の上あたりに金の点があります。

 

謎の金龍

この魚は2000年10月輸入のマレーシア産で輸入時14cmの体長です。
登録証にそのように書いてあります。
わずか2ヶ月で前オーナーが手放した引き取り魚です。
引き取り直後に体型と鱗の輝きが気に入りその場で売約にしました。

金龍にはマレーシアゴールデンとスマトラゴールデンがあります。
アジアアロワナは1種の為、この違いは地域変異なのですが
実際には双方共に更に地域変異が存在し金だったり青だったり
金が背中までつながったり、背中が黒かったり様々です。

過背金龍=マレーシアゴールデン と言う事になっています。
しかし流通しているほとんどの過背金龍は紅尾金龍との混血です。
それらは見た目により過背金龍として売られたり、
混血を意味するスーパーゴールデンとして売られたりします。

紅尾金龍の中には高背金龍と呼ばれる魚がいます。
稀に過背金龍との混血をそう呼ぶショップもありますが本来の意味は違います。
あくまで紅尾金龍でありスマトラ島の地域変異か魚の個体差かにより
通常の紅尾金龍より背中に近くまで金色になる魚のことを呼びます。

さて、この魚ですが幼魚の時点で4列目が光り、一部5列目も光っています。
紅尾金龍の血は濃そうですが、通常の紅尾金龍ではないようです。
高背金龍かスーパーゴールデンか、はたまた過背金龍か。
引き取り魚で最初から変に名付けられていないところが面白く
どのようになるか楽しみで購入しました。
私としてはなかなか見かけない本物の高背金龍であれば良いなと思っています。
今後の成長により見えてくると思います。
そんな意味でもとても楽しみな個体です。