混泳挑戦1

 

混泳挑戦 1回目
 2001.03.07 10分間
条件
150×60×60cm水槽。
紅金50cm、紅龍50cm 但し紅金の方が体高、体厚とも大。
元々紅龍がいた水槽に対し仕切り板にて紅金を移して4日目。
両方とも私のところではプレコ以外の混泳経験なし。
(紅金3年2月、紅龍4月)
混泳開始の様子
いつでも元通り仕切れるよう半袖になり
雑巾も用意して仕切り板を外してみました。
広くなったので泳ぐかと思ったのですが両方ともあまり動きません。
それどころか非常に動きが固いです。
全身の筋肉が緊張してガチガチになっているような雰囲気です。
特に紅金の方は固くなり過ぎてまともに泳げません。
体が突っ張ったまま漂ったような雰囲気です。

しばらくして紅龍の方が紅金のエリアにゆっくりと侵入。
両者あまり目を合わせない雰囲気です。
しかし意識しているのは非常に良くわかります。
双方ともかなり顎を膨らませています。

やがて紅金エリアのままでゆっくりと
双方が頭と尾を合わせるような体勢になりました。
しばらくそのまま、ゆ〜くりと廻るような雰囲気。
泳いで廻るのではなく自然に向きが変わる程度です。
やがて紅龍の方から離脱しました。
しかしまだ顎は膨らんでいるし体が固く緊張感があります。

ここまでで2匹は近づいたものの1回も接触していません。
緊張感が途切れたときの動きを恐れ
ここで私が仕切り板投入。
紅龍を元のエリアに戻し板を中央に入れます。
その瞬間に双方の緊張は解け普通に泳げるようになりました。
混泳挑戦の感想
ほんの短い時間でしたが、もの凄い緊張感で予想とは異なりました。
もっと素直に泳いで攻撃したりするのかと思っていました。
実際、120cm混泳の紅龍(小)とノーザンは活発なのです。
あの雰囲気は飼い主の方も緊張いたしました。

この混泳後ですが・・
ひとつの水槽を仕切って入れた後2匹とも餌を食べていませんでした。
しかし今日はワームを与えたところ紅龍は5匹食べました。
(以前は40匹)
紅金はあいかわらず食べません。
以上より紅龍の方は比較的落ち着いていると思います。

 

混泳挑戦 2回目
 2001.03.09 23:35〜23:55 
こ前回の混泳から1日あけて2回目の混泳に挑戦しました。
今回は写真撮影も行いました。水が緑化して見にくいです。
前回と異なり仕切り板を外しても極端な緊張はありませんでした。
やはり前回は早めに分けて正解だったのかもしれません。

今回は多少の緊張は見られても普通に泳いでいました。
数分にて紅龍が紅金の腹部をつつく行為が見られました。
けっして優しいとは申しませんが見ていてまずい雰囲気でもありません。
怪我をしそうな感じはなかったので安心していました。

紅龍は全く攻撃されませんので被害はなしです。
紅金は腹鰭がばらけています。
尻鰭、尾鰭も裂けました。

15分くらいでほぼパターンが固定しました。
まずくはないですが徐々に鰭が裂けていきますし
傾向もわかりましたのでここで仕切りました。
割合うまくいったと思っています。
後はこれを長時間やれるかでしょうね。

 

混泳挑戦 3回目
 2001.03.12 5分間
2回目の混泳から3日空いてしまいました。
今回は仕切り板を外したところ初回と同様に紅金が緊張しました。
紅龍がいるだけで泳げないような状況です。
紅龍の攻撃は前回よりもきつい感じになりました。
一撃必殺の印象ではないのですが優しい感じはないです。。
まもなく紅金の背びれ付け根の鱗が2枚飛びました。
ここで限界を感じて混泳中止しました。

 

混泳挑戦 4回目
 2001.03.13 10分間
3回目の混泳が好ましくなかった為カメラも構えず見ていました。
連日の為、紅金に緊張感はなく普通に泳げています。
しかし、それが災いし紅龍の方がかなり攻撃的です。
紅金を口でくわえるような感じで明らかにいじめている雰囲気です。
できるだけ我慢しようと思ったのですが、みるみるボロボロになった為、
10分間で中止しました。