露出違いによる比較

蛍光灯30W、左右各2灯(PG2+フィッシュルクス)、計4本使用
オリンパスC-2020Z、ISO感度400、絞りf2.2 シャッター速度による露出変更実験


露出は多少アンダー(暗め)の方が色が濃く見えています。
露出により魚の色合いがかなり異なる事がわかるでしょうか。
背景「白」なら後ろの明るさから露出の具合は推察できます。
しかし、背景「黒」ではわかりにくいです。
黒い背景で撮影された魚の赤さはあまり信用できないと言えます。

背景「黒」 シャッター速度1/20
色合いとして最も自然な感じです。
正直に伝えたいならこの露出かもしれません。

背景「黒」 シャッター速度1/50
薄化粧と言った感じで一番綺麗に見える露出です。
これくらいが最も楽しめるのではないでしょうか。

背景「黒」 シャッター速度1/100
かなり色が濃く見えます。ちょっと暗すぎて赤がわかりにくいです。
広告などに載っている写真はこの露出が多いと思いませんか?

背景「白」 シャッター速度1/20
同じシャッター速度でも乱反射が多い分背景「黒」より明るいです。
明るすぎて色がなくなっちゃってますね。

背景「白」 シャッター速度1/50
背景「白」の時の写真としての適正露出でしょう。
金龍が輝いて見える明るさです。

背景「白」 シャッター速度1/100
多少暗いですが最も色が濃く見えています。
実際よりもかなり赤く見えている写真です。